ニートの生活
バイトも就活もしていない場合は、引きこもりのような状態の人もいます。
そうなると昼夜逆転の生活に陥り、ゲームや、ネット、テレビで過ごし、朝方寝付くというサイクルに陥っていきます。
引きこもりになると、自己肯定感も失われますし、生身の人間を相手にした社会生活そのものが脅かされますから、就職はより遠のいてしまいます。職にはついていないけれど家事はしているという人もいます。
仕事が見つかるまで、家のことをして家族のためになることをしようというスタンスですから、景気が上向いて仕事が見つかれば働くことはできるでしょう。
就職を目指して、職業訓練を受けている人もいます。そう言った人は、仕事を持っている人同様に、決まった時間に起床して、訓練校へ行き訓練内容をこなして夕方帰宅するというサイクルで生活しています。
生活サイクルが乱れると、体力的だけではなく精神的にも疲れやすくなりますし、人の輪に入ることが面倒になる傾向が強くなります。
ですから、訓練校に通ったり多少なりともバイトをしているうちは、今後就職できる可能性は残されているでしょう。
引きこもりの場合は、親などに擁護されて生活していますから社会に復帰すること自体が難しくなっています。
自分自身が、現状から脱したいと思わない限り難しいでしょう。昼夜逆転の生活サイクルを見直し、根気強く何かに取り組むことができなければ、厳しいですから、バイト以上の就職はなかなか見つかりません。
気ままな生活が長ければ、人から指図されることも嫌になりますし、自分の非を認められない傾向が強くなりますから、ますます、社会復帰が遠のいてしまいます。
精神的な自立をすすめるためにも、自分を見つめ直して受け入れることが大事になってきます。
自分をダメな人間と決め付けて、自信を失ったままでいるのではなく、ダメな自分を受け入れて少しでも誰かの役にたつことを考えるのです。
今までの不運を他人のせいにしてきたならなおのことです。
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