ニートを抜け出すには
ニートを減少させるには、将来的を見据えて教育を充実させる方法と、現在の、ニートの問題解決の両輪で対処していくことが重要です。
景気が少し上向きに転じてきていますから、今後の求人数は増えていくでしょう。
そこで、現在、ニートである人々が働き手として活躍するための対策が必要になっています。
企業側が求める人材であるかどうかが問題ですが、もし、ここで求めるようなスキルがないとしたら、職業訓練が必要でしょう。
あまりに安い賃金を設定していたり、長時間労働を設定したりしているブラック企業も問題です。
ニートだった人達も社会に出て行きやすい、再チャレンジのチャンスを望んでいるはずです。
社会保障制度も崩壊が危惧されているのですから、働かずにこのまま生活保護需給者になる道を選ぶのは、日本全体の危機につながります。
ニートの人々の就労支援としては、職業訓練や資格取得の奨励などが行われていますが、引きこもりに近い状態の場合、大変アプローチが難しいようです。
部屋から出ない生活を続けている人もいますし、対人関係をうまく築けない人たちもいます。
クラウドソーシングなどで就労する、短時間雇用からスタートするなど、精神的な負担の少ない仕事からなれていく必要があるでしょう。
大手人材派遣のパソナテックでは、在宅でできるIT系の仕事などもあります。
わずかでも、自分の力で対価を得たり、他人の役に立つ経験が気持ちを強して、仕事が続けられるようになっていくでしょう。
もし、気持ちの面でニートになっているならば、自分と向き合うことも重要です。ダメな自分を認めることが始まりまりです。カッコ悪くても、お荷物でもいいじゃありませんか。
けれども、そんな状況にあるのは、誰のせいでもないのです。神様が与えた試練だと思いましょう。乗り越えられない試練を神様が与えることはないです。
前向きな気持ちになれたら、きっと状況は変わります。
そして、そんな力強く生きていける力を、未来を担う子供たちに教育の力で育んで行くべきでしょう。
人として大切なことがこれからの日本の財産になっていくでしょう。